育児や介護、学校教育に取り入れてみては?

人間として生活していく上で欠かせないのは、やはり人と人とのつながり。この世に生まれて、まず最初にお母さん、お父さんとの関わりを持ちます。誰かが世話をしないと生まれたての赤ちゃんは生きていくことができません。たいていの子は親と最初の関わりを持ち育っていくのです。これが人間として生活していく上での最初の関わりです。その関わりの中で人間は成長し、年老いていきます。そして、最後老齢期を迎えた時に、また人との関わりは欠かせないものとなります。介護される立場になるのです。人生の最初と最後は人と人との関わりの中にあるのです。それなのに、学校の教育のなかで育児と介護について勉強しないのは不思議に思います。人間として知っていて当然のことと言われればそれまでですが、ほとんどの人は初めての育児で途方に暮れ、初めての介護で途方に暮れ・・・という状況ではないでしょうか?人生が構成される上での基本である、育児と介護。是非、学校教育の中で、できたら小学生から家庭科や保健の授業の一貫として取り入れるべきです。子どものころから育児や介護の知識を正しく身につけ、身近に感じることで、その仕事につきたいと思う子どもも出てくるでしょう。理科の授業を通し科学者になりたいと思う、社会の授業を通して歴史学者や地理学者になりたいと思う。それと同じように家庭科の授業を通して介護福祉の仕事に就きたいと思う、そういうものではないでしょうか。仕事として選ばなかったとしても、人間として生きていけば、多くの人が育児や介護という場面を経験するでしょう。決して勉強は無駄になりません。学校の教育のカリキュラムに是非加えてほしいと思うのです。そうすることによって、育児・介護は家庭を守る女性の仕事という考えも変わってくるのではないでしょうか。
